睡眠時無呼吸症候群(SAS)は難病指定されている?病気の実態と治療法を解説

 

近年、「睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome: SAS)」という病名を耳にする機会が増えています。

 

夜間に何度も呼吸が止まるため、日中の過度な眠気や集中力の低下、さらに高血圧や心血管疾患など多くの合併症を引き起こす可能性がある疾患です。

 

国内でも推定患者数は数百万人規模とされ、実は決して珍しい病気ではありません[1]。

 

一方、呼吸が浅くなる「肺胞低換気症候群」という稀少疾患が指定難病に分類されていますが、これもまた睡眠時の呼吸障害と深い関係を持つ病態です。

 

本記事では、SASの基礎知識や難病指定との関係、特に肺胞低換気症候群との関連を中心に、最新の治療法まで包括的に解説します。

 

専門医がエビデンスに基づきながら分かりやすく要点をまとめていますので、SASが疑われる方や、その治療法を検討している方の参考になれば幸いです。

 

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?基礎知識をおさらい

定義と分類

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に10秒以上の呼吸停止や呼吸低下(低呼吸)が繰り返される疾患です。

SASの有無や重症度は、1時間あたりの無呼吸・低呼吸発生回数(無呼吸低呼吸指数:AHI)で判定されるのが一般的で、AHIが5回以上でSAS、中等症は15回以上、重症は30回以上と分類されます[1][2]。

 

SASには主に2つのタイプがあります。

1)閉塞性睡眠時無呼吸(Obstructive Sleep Apnea:OSA)
 睡眠中に上気道(鼻や咽頭部)が物理的に狭くなる、またはふさがることで生じます。いびきを伴いやすく、肥満や扁桃肥大、下顎の後退などによる解剖学的狭窄が主な原因です。SASの大部分を占めます。

2)中枢性睡眠時無呼吸(Central Sleep Apnea:CSA)
 脳の呼吸中枢が「呼吸せよ」という指令を出さなくなることで発生します。心不全や脳の器質的疾患、あるいは特定の薬剤の影響などによって起こり得る病態です。OSAよりは頻度が少ないものの、重度の基礎疾患を背景に生じることがあります[3]。

 

症状と潜在患者数

SASの代表的な症状として、夜間のいびき・無呼吸、日中の強い眠気、起床時の頭痛、夜間頻尿、熟睡感の欠如などが挙げられます。

とくにいびきや無呼吸は家族など周囲に指摘されて気づくことが多く、本人には無意識の場合が多いのが特徴です。

 

SASは決して珍しくはありません。

国内では中高年男性の約2割、女性でも数%が中等度以上のSASを有するという報告があり、日本全体の潜在患者数は数百万~数百万人規模とも推定されます[1]。

放置すれば高血圧、糖尿病、心疾患、脳卒中などの合併症リスクが上昇し、生活の質や社会生活にも深刻な影響を及ぼす可能性があります。

近年はSASに伴う交通事故のリスク増大や、生産性の低下なども問題視されており、早期の発見と治療が重要とされています[2]。

 

難病指定とは?睡眠時無呼吸症候群(SAS)は該当する?

指定難病の定義

日本における「指定難病」は、厚生労働省が定める一定の基準を満たした希少疾患で、医療費助成などの公的支援を受けられる対象疾患のことを指します。

難病全体の定義としては、原因不明で治療法が未確立、長期的な療養が必要—といった特徴を持つものが含まれますが、そのうちでも国内患者数が一定数以下(人口の0.1%程度以下)で、客観的な診断基準や重症度分類が確立しているものが「指定難病」に分類されます[4]。

現在、300を超える疾患が指定難病に選定されており、患者さんは所定の要件を満たすことで医療費の助成が受けられる仕組みです[5]。

 

一般的なSASは指定難病に含まれない

では、睡眠時無呼吸症候群(SAS)は指定難病に該当するのでしょうか?

結論からいえば、一般的なSAS(OSAや多くのCSA)は指定難病には含まれていません

国内に多くの潜在患者が存在し、一定程度の治療法(後述のCPAP療法など)が確立されているため、難病の条件である「希少性」「原因不明」「有効な治療法の欠如」には当てはまりません。

そのため、公的医療費助成を要する指定難病には区分されていないのです。

 

もっとも、「睡眠中の呼吸障害」という大きなくくりの中には、指定難病に該当する病態も存在します。

その代表例が「肺胞低換気症候群」と呼ばれる疾患群で、重症肥満低換気症候群(OHS)や中枢性肺胞低換気症候群(CCHSなど)を含む病態が、稀少性や重症度の観点から指定難病に認定されています[3]。

 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)と関係する指定難病「肺胞低換気症候群」とは?

肺胞低換気症候群の定義・分類

肺胞低換気症候群は、睡眠中に換気(空気の出入り)が極端に低下して、二酸化炭素(CO₂)が蓄積(高CO₂血症)する病態です。

生まれつきの遺伝子変異に伴う先天性中枢性低換気症候群(CCHS)や、原因不明の特発性中枢性低換気症候群、肥満による重症肥満低換気症候群(OHS)など、いくつかのタイプに大別されます[3]。以下に代表的な病型を挙げます。

 

1)先天性中枢性肺胞低換気症候群(CCHS)
 遺伝子(PHOX2Bなど)の変異が原因となり、出生時から脳の呼吸中枢が機能不全を起こす極めて稀少な疾患です。別名「オンディーヌの呪い」とも呼ばれ、新生児期から人工呼吸管理が必要になることもあります。

2)特発性中枢性肺胞低換気症候群
 中枢神経系に目立った器質的異常がないにもかかわらず、後天的に呼吸調節障害が生じる病型です。原因が明確ではなく、睡眠中の低換気(高CO₂血症)が著しいため、難治性の場合は生命に関わります。

3)重症肥満低換気症候群(Obesity Hypoventilation Syndrome: OHS)
 高度肥満により、呼吸に必要な筋肉や胸郭の動きが制限されるうえ、呼吸中枢の感受性も低下しやすいことで肺胞換気が極度に低下する病態です。OHSの患者の多くが、閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)を合併すると報告されています[3]。つまり「肥満に伴う無呼吸」と「低換気」が重複した状態であり、慢性的に高CO₂血症と低酸素血症を呈するケースが少なくありません。

 

病態とリスク

肺胞低換気症候群は、単に「呼吸が止まる」だけでなく「呼吸が浅い」状態が顕著であることが特徴です。

SASの方でも無呼吸発作中は換気が低下しますが、肺胞低換気症候群では全体を通して極度の換気不足が生じるため、重度の高CO₂血症と低酸素血症を招きやすくなります。

 

こうした病態が持続すると、肺高血圧や右心不全を含む重篤な合併症のリスクが高まり、場合によっては昼間もCO₂が高いままになる(慢性化)ことがあります。

特にOHSの場合は、肥満を改善しない限り病態が進行しやすく、結果として生命予後にも大きな影響を及ぼします[3]。

このように、希少性と重症度の高さから、肺胞低換気症候群の多くの病型が指定難病として認定されています。

 

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睡眠時無呼吸症候群の治療方法

1. 生活習慣の改善

SASの治療において第一に重視されるのは、体重管理をはじめとする生活習慣の見直しです。

肥満は閉塞性SASの最大の危険因子であり、5~10%程度の減量でも症状が大幅に改善する例があります[1][6]。

また、就寝前の飲酒や喫煙は気道や呼吸中枢に悪影響を及ぼし、無呼吸を悪化させることが知られています。

鼻炎や鼻づまりがある場合には、鼻洗浄などで鼻通りを良くするなど、小さな工夫でもSAS症状の緩和につながることがあります。

 

2. CPAP(持続陽圧呼吸)療法

中等症以上の閉塞性SASで代表的かつ有効な治療法が、CPAP(シーパップ)療法です[2][6]。

就寝時に専用のマスクを装着し、一定の陽圧をかけた空気を送り込み続けることで、上気道が塞がるのを防ぎます。

気道の「空気の添え木」のような役割を果たし、無呼吸やいびきを劇的に抑制できるため、日中の眠気や合併症リスクを軽減する効果が期待できます。

 

唯一の難点は、マスクやホースを毎晩使用し続ける必要がある点です。

マスクの装着感や空気の送り込みによる不快感、肌トラブルなどが起こる場合もありますが、機器は年々改良が進み、軽量・静音化やリモートモニタリング機能などサポート環境が整備されつつあります。

医療保険も適用されるため、継続的にフォローアップを受けながら使用すると良いでしょう。

 

3. マウスピース(口腔内装置)療法

軽症~中等症のOSA、あるいはCPAPが苦手な患者さんには、歯科で作成するマウスピース(口腔内装置)を就寝時に装着する治療があります[2]。

下顎を前に突き出す構造になっており、舌根が喉へ落ち込むのを防いで気道を広く保つ仕組みです。

個人の顎関節や歯列に合わせてオーダーメイドで作製するため、効果には個人差がありますが、正しく適応されればいびきやAHIの改善が得られるケースも多く報告されています。

 

4. 外科的治療(手術)

扁桃肥大や顎の骨格構造など、解剖学的に明らかな原因がある場合、口蓋垂軟口蓋咽頭形成術(UPPP)など気道を広げる手術を検討する場合があります[7]。

ただし、手術には一定の侵襲や合併症リスクが伴い、術後の経過や長期的な効果にも個人差があります。

小児のSASでは扁桃摘出やアデノイド切除により著しく改善する例が多い一方、成人例では根治が難しく再発リスクもあるため、CPAPなどの保存的治療を優先するのが一般的です。

 

5. 舌下神経刺激療法

近年、CPAP以外の新たな治療アプローチとして注目されているのが、舌下神経刺激療法(Hypoglossal Nerve Stimulation)です[8]。

鎖骨下にペースメーカー様の装置を埋め込み、睡眠中に舌下神経を電気刺激することで舌筋を前方へ引き寄せ、気道閉塞を防ぎます。

CPAPをどうしても継続できない中等症~重症OSAの患者が対象になるケースが多く、欧米を中心に導入例が増加しています。

日本でも保険適用が始まり、適応基準を満たす患者には新たな選択肢となってきました。

 

肺胞低換気症候群の治療

一方、指定難病である肺胞低換気症候群(OHSや特発性中枢性低換気症候群など)では、非侵襲的陽圧換気(NPPV)療法が重要な役割を果たします[3][5]。

 

CPAPと同様にマスクで気道に空気を送りますが、より換気を補助する機能(BiPAPなど)を備えている装置を用いることで、浅い呼吸を強制的にサポートします。

重症のケースでは、日中も高CO₂血症が続くため、在宅人工呼吸管理が必要となる場合もあります。

特に肥満低換気症候群(OHS)では、体重管理を徹底しながらNPPVで夜間の低換気を補っていくことで、将来的に心不全や呼吸不全へ進行するリスクを下げることが可能です。

先天性中枢性低換気症候群(CCHS)の場合は、新生児期から気管切開下の人工呼吸管理が必要になるケースもあるなど、各タイプで治療戦略は大きく異なります。

 

睡眠時無呼吸症候群の疑いがある場合はオンライン診療へ

もし「自分はいびきをよくかく」「家族に呼吸停止を指摘された」「日中に異常な眠気がある」「朝起きたときに頭痛や疲労感が強い」などの症状があれば、早めに医療機関へ相談するのがおすすめです。

SASを放置すると、高血圧や糖尿病、心血管疾患、脳卒中などの発症リスクが上昇し、重大な健康問題につながる可能性があります。

 

しかしながら、「忙しくて通院できない」「一晩入院検査が必要なのでは?」といった不安やハードルを感じる方も少なくありません。

近年は医療のデジタル化が進み、オンライン診療を活用して初期相談や問診を受けられる体制が整っています。

 

オンライン診療であれば、自宅や職場など遠方からでも気軽に専門医に相談でき、必要に応じて簡易検査機器を自宅で使用するなどのステップにつなげることが可能です。

疑わしい症状があれば、迷わず専門医の診断を受け、早期に対策を行いましょう。

 

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引用論文・参考資料

[1] 日本睡眠学会編. 「睡眠障害の診断と治療ガイドライン 2017」, 医学書院.
[2] American Academy of Sleep Medicine. “International Classification of Sleep Disorders, 3rd Edition (ICSD-3).” Darien, IL: AASM; 2014.
[3] American Thoracic Society. “Statement on home care for patients with respiratory disorders.” Am J Respir Crit Care Med. 2005;171(12):1443-64.
[4] 厚生労働省. 「難病法及び子ども・子育て支援法の一部を改正する法律(平成26年法律第50号)」.
[5] 日本呼吸器学会. 「慢性呼吸不全診療ガイドライン」. Medical View社, 2021.
[6] Peppard PE, Young T, Palta M, Skatrud J. “Prospective Study of the Association between Sleep-Disordered Breathing and Hypertension.” N Engl J Med. 2000;342(19):1378-84.
[7] Fujita S. “Uvulopalatopharyngoplasty: long-term results.” Otolaryngol Head Neck Surg. 1984;92(5):653-8.
[8] Strollo PJ Jr, Soose RJ, Maurer JT, et al. “Upper-Airway Stimulation for Obstructive Sleep Apnea.” N Engl J Med. 2014;370(2):139-49.

 

睡眠時無呼吸症候群をもっと詳しく

睡眠時無呼吸症候群(SAS)について、さらに詳しく知りたい方は各記事をご確認ください。

治療

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原因

傾向

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)と心不全の関係とは?早期治療が命を救う理由

 

睡眠中に何度も起きてしまう。

しっかりと睡眠時間を取ったにも関わらず、日中眠くなってしまう。

 

もしかしたら、それは睡眠時無呼吸症候群(SAS)かもしれません。

 

SASは、睡眠中に呼吸が何度も止まってしまう病気で、放置すると高血圧や心臓病、脳血管障害などのリスクが高まります。

また日中の眠気は仕事のパフォーマンス低下にも繋がります。

 

この記事では、心不全との関係についての解説を行います。

 

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?基礎知識を解説

睡眠中に呼吸(口や鼻の空気の流れ)による空気流入量が10%以下まで低下し10秒以上停止する状態を睡眠時無呼吸といいます。

 

ほとんどの場合、これにはいびきを伴います。

 

また空気流入量が30%以下まで低下し10秒以上持続し、3%以上の酸素飽和度低下あるいは覚醒反応を伴う場合を低呼吸と定義します。

 

1時間あたりに5回以上の無呼吸・低呼吸が発生し、そのために熟眠できず、日中など起きている時間に異常な眠気を催す状態のことを睡眠時無呼吸症候群といいます。

 

睡眠時無呼吸症候群は大きく分けて「閉塞性睡眠時無呼吸症候群」「中枢性睡眠時無呼吸症候群」の2種類に分けられます。

また両者が混在したものを混合性睡眠時無呼吸症候群とよびます。

 

閉塞性睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群の90%を占めます。

文字通り空気の通り道である気道が物理的に塞がってしまう(閉塞)ことで起こります。

 

肥満の方は、首回りの脂肪が気道を圧迫しやすいため、睡眠時無呼吸症候群のリスクが高まります。

肥満体型でなくても扁桃腺肥大があると気道をふさぐ原因になります。

またあごが小さい方では、舌が喉の方に落ち込みやすく、気道を塞ぎやすいため睡眠時無呼吸症候群になりやすい傾向があります。

 

中枢性睡眠時無呼吸症候群

中枢性睡眠時無呼吸症候群は、閉塞性無呼吸のように気道閉塞が起きていないにもかかわらず、無呼吸を発症する疾患です。

脳の中にある呼吸をコントロールする呼吸中枢の働きが落ち、呼吸の指令が届かなくなることで起きる無呼吸です。

心不全や脳血管障害を持っている人に多くみられるとされています。

 

心不全とは??症状と原因を知ろう

心臓は全身に血液を送る左心系、全身から返ってきた血液を肺に血液を送る右心系に分かれいずれもポンプ機能を果たしています。

心不全とは心臓の機能が何らかの原因で不全に陥った状態をさします。

 

左心系が弱る左心不全では、心臓から十分な血液を送り出せなくなり、体に必要な酸素や栄養が足りなくなるので坂道や階段で息切れがしたり、疲れやすくなります。

右心系が弱る右心不全では、水分が体内に貯留しやすくなり足の甲から脛にかけてむくんだり、体重の増加がおこります。

また肝臓が腫れておなかの膨満感を感じるようになります。

 

心不全になる原因として狭心症、心筋梗塞、高血圧や不整脈、弁膜症といった病気があげられます。

糖尿病や多量のアルコール摂取で心臓の筋肉が変化し心筋症となり心不全に陥ることもあります。

 

参考:日本循環器学会

 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)と心不全の関係

閉塞性睡眠時無呼吸症候群と心不全

閉塞性の場合、睡眠中の無呼吸によって全身の低酸素状態と高炭酸ガス血症(二酸化炭素の増加)、頻回の覚醒反応が起こり交感神経が優位になります。

また、気道が塞がる・狭まる状態が胸腔内の陰圧につながり、心臓に大きな負荷がかかります。

その他、ホルモンや、酸化ストレスなどが心臓への悪影響につながった結果、高血圧状態の持続、不整脈の誘発などの病気を起こすリスクが高まり、心不全を起こしやすくなるのです。

 

中枢性睡眠時無呼吸症候群と心不全

中枢性睡眠時無呼吸症候群は呼吸中枢の障害で起こります。

心不全の結果として起こる無呼吸であり、さらに心不全を進展・悪化させると考えられています。

 

心不全により水分が体内に貯留しやすくなることから肺の中にも水が増え(肺のうっ血状態と言います)肺の迷走神経反射が亢進し(脳の呼吸中枢とは別に)呼吸回数を増やし過呼吸状態になります。

過呼吸になると二酸化炭素濃度が下がります。

 

通常、脳の呼吸中枢は血液中の二酸化炭素濃度の上昇を感知して呼吸の指令を出すのですが、二酸化炭素が低下していると脳の呼吸中枢の反応が落ちて、呼吸運動が起こらなくなり、中枢性無呼吸となります。

起きている時に比べ、睡眠中の脳の呼吸中枢の二酸化炭素に対する感受性は鈍くなっており、中枢性無呼吸が出やすくなっています。

この無呼吸状態と過呼吸状態を30秒~2分間隔程度で周期的に繰り返す呼吸はチェーン‐ストークス呼吸(Cheyne-Stokes)と呼ばれます。

こういった夜間の無呼吸で低酸素状態がおこると、交感神経の活動が活発になり、睡眠中にも、弱った心臓に負担をかけ続け、心不全を更に悪化させたり、不整脈を起したりして生命予後を悪化させます。

大雑把にまとめますと

・閉塞性は心不全の原因になる。

・中枢性は心不全の結果起こる、そして心不全の悪化に関与する。

と言えます。

 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の早期発見と治療方法

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に起きるため自覚症状がない人も多くいます。

早期発見するにはどんな方法があるでしょうか?

「もしかすると(自分は/家族が/彼・彼女が)睡眠時無呼吸症候群(SAS)かもしれない」とお悩みの方は、ぜひチェックしてみてください。

 

早期発見

1.セルフチェック

  • 大きないびきをかいている。(家族やパートナーから指摘されたことがある場合も当てはまります)
  • 睡眠中に呼吸が止まっていると指摘されたことがある。
  • 日中の会議中や運転中に強い眠気に襲われることが多い。
  • しっかり寝ても日中眠い、体がだるい、やる気が出ない。
  • 高血圧である、もしくは降圧剤を飲んでも血圧が下がりにくい。
  • 夜間にトイレに起きることが多い。
  • 最近メタボリックシンドロームの傾向を指摘された。
  • あごが小さく二重あごもしくはあごのくびれがない。

 

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2.睡眠アプリを使用してみる

スマートフォンの普及に伴い睡眠アプリで睡眠状況が把握出来るようになっています。

ひとり暮らしの方や、普段ひとりで眠っている人など、睡眠中の状況を指摘してもらいにくい人は、睡眠アプリを活用して、睡眠中の状況を記録するのがおすすめです。

 

例えば、睡眠アプリでは、次のような情報を記録できます。

  • 睡眠時間や睡眠効率の計測
  • 深い睡眠と浅い睡眠の割合の計測
  • 起床時間と就寝時間の記録
  • いびきや歯ぎしりの有無の確認
  • 寝返りの回数や振動の計測
  • 心拍数の計測
  • 無呼吸の有無の確認

1.のセルフチェックと併せて活用してください。

ただし睡眠時無呼吸症候群(SAS)の確定には医療機関での検査・診断が必要ですので参考程度として下さい。

 

3.健康診断・人間ドックなどで検査を受ける

標準の検査項目には含まれていませんがオプション検査で選択できることがあるので気になる方は、活用してみてください。

 

4.医療機関で診察を受ける

睡眠時無呼吸症候群(SAS)を発症しているか否かをチェックしたい、何が問題なのかを詳しく知りたいという方は、睡眠時無呼吸症候群の検査・診断を行っている医療機関で診察を受けるのがおすすめです。

睡眠やいびきの知識を豊富にもつ医師から、適切なアドバイスをもらえます。

生活習慣のアドバイスや治療方法の提案などもしてもらえるので、早期発見のために時間を見つけて医療機関を予約してみてはいかがでしょうか?

オンライン診療にも対応している医療機関もありますので、忙しくてなかなか通院出来ない方にもお勧めです。

 

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治療方法

CPAP(シーパップ)療法

CPAP療法は、SASの治療のまさに”王様”と言えるほど、一般的な治療法です。

イメージとしては、就寝時に鼻に装着したマスクが、まるで”空気のスプリント”のように、気道を広げて無呼吸を防いでくれます。

 

CPAP療法は、重症のSASにも効果を発揮し、多くの場合、症状の改善や消失に繋がります。

 

マウスピース(口腔内装置・スリープスプリント)療法

マウスピース療法は、就寝時に装着するマウスピースが、下あごを少し前に出すことで気道を広げ、無呼吸を予防する治療法です。

例えるなら、“アゴを優しく支える小さな添え木”のようなものです。

CPAP療法に比べて、比較的小さく、携帯にも便利なので、旅行や出張が多い方にもおすすめです。

 

手術による治療

SASの手術療法には、鼻やのどの気道を広げる手術や、あごの位置を矯正する手術など、様々な方法があります。

これは、言わば、“気道のリフォーム”とでも言うべき治療法です。

 

手術療法は、CPAP療法やマウスピース療法で効果が得られない場合や、鼻中隔彎曲症や扁桃肥大など、生まれつき気道が狭いなどの問題が原因でSASを発症している場合に検討されます。

 

生活習慣の改善

SASの治療には、生活習慣の改善も重要です。

肥満はSASのリスクを高める大きな要因の一つです。

 

具体的には、次のようなことに気をつけましょう。

  • 減量: 肥満は、まるで気道に”脂肪の枕”を乗せているような状態です。体重を減らすことで、気道が広くなり、呼吸が楽になります。
  • 禁煙: タバコは、気道を狭くするだけでなく、炎症を起こしやすくするため、SASのリスクを高めます。禁煙は、気道への”悪影響を取り除く”という意味で、非常に重要です。
  • 飲酒: アルコールは、筋肉を弛緩させるため、気道が狭くなりやすくなります。飲酒は、”気道を休ませる”ためにも、控えめにしましょう。
  • 睡眠薬: 睡眠薬の中には、気道の筋肉を弛緩させるものがあり、SASの症状を悪化させる可能性があります。睡眠薬を服用している場合は、医師に相談しましょう。
  • 睡眠姿勢: 仰向けで寝ると、舌根が気道を塞ぎやすくなるため、横向きで寝るようにしましょう。横向きで寝ることは、”気道を確保するための寝姿勢”と言えるでしょう。

これらの生活習慣の改善は、SASの治療だけでなく、健康的な生活を送る上でも重要です。

SASと診断された方は、医師の指導のもと、生活習慣の改善にも取り組んでいきましょう。

 

関連記事

眠時無呼吸症候群(SAS)の治療方法 | 改善するための治し方・対処法

 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)を放置するとどうなる?

閉塞性および中枢性睡眠時無呼吸症候群(SAS)と心不全の関係について紹介しました。

閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)は睡眠中に呼吸が何度も止まる・呼吸が弱くなる病気です。

呼吸が止まりなくなるわけではありませんが呼吸停止中の酸素濃度の低下と呼吸が再開することで酸素濃度が上昇することが身体に(特に血管系に)多大な負担を与え合併症として・・・

 

脳血管障害は健常者の約3倍、狭心症・心筋梗塞は、健常者と比べて約2~3倍 心不全は約4倍、不整脈が約2~4倍高まります。

高血圧については、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が重症であればあるほど高まるとされています。

 

厚生省研究班の調査では、AHI(無呼吸指数)が20以上の場合、治療なしだと5年生存率は84%、裏を返すと5年以内に16%の方が亡くなられると言うことになります。

 

しかし適切な治療を受けることで健常者と変わらない生存率になるとの報告もありますので、早めに対処を行っていきましょう。

 

睡眠時無呼吸症候群の疑いがある場合はオンライン診療へ

息切れやむくみの原因が睡眠時無呼吸症候群(SAS)による心不全かも知れません。

もし疑わしいと思ったら医療機関で検査を受けてみましょう。

 

「最近、眠りが浅い、、、息切れがする、、、むくみが、、、」

「もしかしたら睡眠時無呼吸症候群(SAS)かもしれない、、、」

と感じたら、まずは専門の医療機関に相談してみましょう。

 

忙しい毎日でなかなか病院に行く時間を取れない方もいるかもしれません。

特に、睡眠時無呼吸症候群は、初期症状が自覚しづらいこともあり、受診のハードルが高いと感じている方も少なくないでしょう。

 

そんな方におすすめなのが、オンライン診療です。

 

オンライン診療であれば、自宅や職場など、場所を選ばずに初診から診察を受けることができます。

 

検査の結果、中等症から重度の睡眠時無呼吸症候群と診断された場合は、CPAP療法などの治療が開始されます。

CPAP療法は、鼻にマスクを装着し、空気を送り込むことで気道を広げ、無呼吸を予防する治療法です。

オンライン診療でも、医師からCPAP装置の使い方や注意点などの説明を受けることができます(※初診から検査結果説明までオンライン診療で完結可。CPAP開始後の初回は対面診療が必要です。)

 

「もしかして…」と思ったら、まずはオンライン診療で相談してみましょう。

 

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)について、さらに詳しく知りたい方は各記事をご確認ください。

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)が重症化すると死亡する?原因や生存率・寿命について解説

あなたは、「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」を知っていますか?

「ただのいびきでしょ?」と思っていませんか?

 

実は睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まり、体に大きな負担をかける危険な病気です。

放置すると、心筋梗塞や脳血管疾患、最悪の場合は突然死のリスクも高まります。

実は、自覚症状が少ないまま進行することも多く、自分は大丈夫と過信している人は少なくありません。

この記事では、睡眠時無呼吸症候群が死亡につながるのか、引き起こす体のリスクや、具体的な病気、そして、生存率や寿命への影響について詳しく解説していきます。

 

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)は死亡につながるの?

  「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」という病気は、寝ている間に呼吸が止まってしまう病気です。単なる「いびき」と安易に考えてはいけません。

放置すると様々な病気を引き起こし、最悪の場合は死に至ることもある恐ろしい病気なのです。   睡眠中に呼吸が止まるということは、体や脳に十分な酸素が供給されない状態が続いていることを意味します。

酸素不足のまま長時間放置すると、体はまるで酸欠状態になり、様々な臓器に大きな負担がかかってしまうのです。

心臓は、体中に酸素を送り出すために休むことなく働き続ける臓器です。しかし、睡眠時無呼吸症候群によって酸素不足に陥ると、心臓はさらに頑張って血液を送り出そうとします。これは、まるで重い荷物を背負って、息切れしながら坂道を上り続けるようなものです。

このような状態が続けば、心臓は疲弊し、心筋梗塞や不整脈などの深刻な心臓病を引き起こすリスクが高まります。

また、脳にとっても酸素は必要不可欠です。脳は、私たちの思考や感情、運動など、あらゆる生命活動をコントロールする司令塔です。酸素不足の状態では、脳細胞がダメージを受け、集中力や記憶力の低下、ひどい場合は脳梗塞や脳出血などの命に関わる病気を引き起こす可能性もあるのです。

さらに恐ろしいことに、睡眠時無呼吸症候群は、自覚症状が少ないまま進行することが多い病気です。「ちょっと寝不足気味かな?」「最近、疲れやすいな…」と感じていても、まさか自分が睡眠時無呼吸症候群だとは思わない方がほとんどでしょう。

しかし、健康診断で高血圧や糖尿病を指摘されたり、日中の強い眠気や集中力の低下、起床時の頭痛などの症状が現れ始めたら、それは体が危険信号を発しているサインかもしれません。

「自分は大丈夫」と過信せずに、少しでも気になる症状があれば、早めに医療機関を受診し、適切な検査を受けるようにしましょう。

 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)で死亡する原因

  睡眠時無呼吸症候群はさまざまな理由で死亡につながるリスクが高まることをお伝えしてきました。

では、具体的に睡眠時無呼吸症候群が原因で、どのような病気を引き起こす可能性があるのでしょうか。

 

心筋梗塞

心臓は、寝ている間も休むことなく、体中に酸素を送り届けるために働き続けています。常に酸素を必要としています。   しかし、睡眠時無呼吸症候群によって呼吸が止まってしまうと、心臓は酸素不足の状態に陥ります。心臓は、酸素不足を補おうと、より多くの血液を送り出そうと、さらに激しく動かなければなりません。 これは、心臓にとって非常に大きな負担となり、心筋梗塞のリスクを高めることに繋がります。

脳血管疾患

脳は、私たちの体全体の司令塔であり、常に新鮮な酸素を必要としています。 しかし、睡眠時無呼吸症候群によって呼吸が止まってしまうと、脳に十分な酸素が行き渡らなくなります。    脳血管疾患には、脳梗塞や脳出血などがあり、命に関わるだけでなく、後遺症が残ってしまう場合もあります。

夜間の突然死

睡眠時無呼吸症候群が重症化すると、睡眠中に呼吸が何度も止まり、血液中の酸素濃度が著しく低下することがあります。 その結果、心臓が正常に機能しなくなり、突然死を引き起こすリスクが高まります。   過去の研究では、睡眠時無呼吸症候群の人は、健康な人の2.6倍、夜間の突然死のリスクが高いとされています。

交通事故

睡眠時無呼吸症候群の人は、日中の強い眠気や集中力の低下といった症状が現れやすいです。 これは、睡眠中に何度も呼吸が止まることで、質の高い睡眠が取れないことが原因と考えられています。

日中の強い眠気は、運転中に突然意識を失ってしまう「居眠り運転」に繋がりかねません。 過去の研究では、睡眠時無呼吸症候群のある人は、居眠り運転による交通事故の発生率が健康な人の約7倍リスクがあると報告されています。

居眠り運転による交通事故は、自分自身だけでなく、周りの人も巻き込んでしまう可能性があります。

「少し眠いけど、大丈夫だろう・・・」 そう思って運転してしまう人もいるかもしれません。 しかし、ほんの一瞬の油断が、取り返しのつかない事故に繋がる可能性もあるのです。

 

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)の生存率

  自覚症状が乏しい場合も多い睡眠時無呼吸症候群ですが、実は、適切な治療を受けずに放置すると寿命にも影響する可能性があります。

重症の睡眠時無呼吸症候群患者さんを対象とした研究では、治療を行わなかったグループと比較して、治療を行ったグループでは心筋梗塞や脳卒中の発症率が有意に減少したという結果が出ています。

つまり、睡眠時無呼吸症候群の治療は、心臓や血管への負担を軽減し、健康寿命を延ばす可能性があると言えるのです。

また、睡眠時無呼吸症候群は自覚症状が現れにくい病気であるため、健康診断などで指摘されて初めて、自分が睡眠時無呼吸症候群だと気付く方も少なくありません。

「自分は大丈夫」と過信せずに、日頃から睡眠時無呼吸症候群の危険性を認識し、睡眠の質に気を配ることが大切です。

もし、睡眠時無呼吸症候群と診断された場合は、医師と相談し、適切な治療を受けるようにしましょう。

 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の寿命

  「睡眠時無呼吸症候群と診断されました。でも、治療は面倒だし、自覚症状もないので、放っておいても大丈夫ですよね…?」

診察室で、こんな風に尋ねる患者さんは少なくありません。確かに、自覚症状が乏しいまま経過することも多い睡眠時無呼吸症候群ですが、実は、適切な治療を受けずに放置すると寿命を縮めてしまう可能性があります。

一晩に何度も呼吸が止まるような重度の睡眠時無呼吸症候群の場合、8年後の生存率が63%にまで低下するという報告もあります。

 

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)で死亡しないための対策・治療

  睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、決して「ただのいびき」と安易に考えてはいけません。自覚症状が少ないため、自分がその怪物の餌食になっていることに気づかないまま、健康を蝕まれ、寿命を縮めてしまうことさえあるのです。

最も重要なのは、早期発見と適切な治療です。 睡眠時無呼吸症候群の治療法は、大きく分けて2つあります。

 

1つ目は、生活習慣の改善です。

具体的には、肥満の改善、禁酒、禁煙、寝る前の食事制限、横向きで寝るなどがあります。これらの対策を組み合わせることで、睡眠時無呼吸症候群の症状を改善できる可能性があります。

 

2つ目は、医療機器を使った治療法です。

代表的なものが、「CPAP(シーパップ)療法」です。これは、寝ている時に鼻にマスクを着けて、空気を送り込む治療法です。   CPAP療法は、睡眠時無呼吸症候群の治療に非常に効果的な方法ですが、最初はマスクの装着に慣れないことや、違和感を感じる場合もあるかもしれません。

しかし、治療を続けることで、症状が改善し、より健康的な生活を送れる可能性が高まります。   睡眠時無呼吸症候群は、適切な治療を受けることで、健康寿命を延ばすことができる病気です。

睡眠時無呼吸症候群と診断されたら、医師と相談しながら、自分に合った治療法を見つけていきましょう。そして、健康な毎日を手に入れましょう。

 

睡眠時無呼吸症候群の疑いがある場合はオンライン診療へ

  「毎日ぐっすり眠っているはずなのに、なぜか疲れが取れない…」 「朝起きると、頭が重だるくてスッキリしない…」

そんな悩みを抱えているあなたは、もしかしたら睡眠時無呼吸症候群(SAS)の影に怯えているのかもしれません。

不安に感じたら、まずはオンライン診療で、専門医に相談してみてはいかがでしょうか?

オンライン診療は、自宅にいながら、スマホやパソコンを使って、医師の診察を受けることができる便利なシステムです。

病院に行く時間がない方、小さなお子様がいる方、病院に行くことに抵抗がある方など、様々な事情を抱える患者さんにとって、心強い味方となっています。

例えば、こんな悩みや不安を気軽に相談することができます。

 

  • 「最近、いびきがうるさいと家族に指摘されるようになった。睡眠時無呼吸症候群の可能性はあるのだろうか?」
  • 「日中、我慢できないほどの強い眠気に襲われることがある。仕事にも集中できず、不安だ…」
  • 「睡眠時無呼吸症候群の検査を受けたいけれど、どんな検査をするのか、費用はどれくらいかかるのか知りたい」

オンライン診療では、あなたの症状や不安に寄り添いながら、睡眠時無呼吸症候群に関する疑問や不安を解消するためのアドバイスやサポートを提供しています。

睡眠時無呼吸症候群は、早期発見・早期治療が非常に重要な病気です。 「ちょっと心配だな…」と感じたら、一人で悩まず、まずはオンライン診療を利用して、専門医に相談してみましょう。

 

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睡眠時無呼吸症候群をもっと詳しく

睡眠時無呼吸症候群(SAS)について、さらに詳しく知りたい方は各記事をご確認ください。

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傾向

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)は高血圧になりやすい?合併症やリスク、患者の特徴、治療方法を解説

睡眠時無呼吸症候群は、高血圧のリスク要因の一つとされています。

どのように関係しているのか、その治療法はどのようなものがあるか本記事で解説します。

 

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)は高血圧になる?関係性は?

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に呼吸が停止する状態や、呼吸が浅くなる病気です。

この病気は、いびきや昼間の眠気、朝の頭痛などの症状が現れることで知られています。しかし、SASは高血圧とも関連していることがあります。

SASと高血圧の関係については、研究が進んでおり、睡眠時無呼吸が高血圧の原因や進行を促進する可能性があることが示唆されています。

睡眠時無呼吸が長期間にわたって続くと、交感神経の活動が亢進し、血圧が上昇すると考えられています。

さらに、睡眠時無呼吸によって低酸素状態が起こることで、血圧制御機構が乱れ、高血圧を引き起こす可能性があります。

また、治療抵抗性高血圧と呼ばれる高血圧の一部の患者さんには、睡眠時無呼吸が原因であることも考えられています。睡眠時無呼吸が適切に治療されない場合、従来の高血圧治療法が効果を発揮しにくくなることがあります。

治療抵抗性高血圧の場合には、睡眠時無呼吸症候群の治療に取り組むことが重要です。

しかし、睡眠時無呼吸症候群の治療は個別の症例によって異なるため、患者さんごとに最適な治療方法を選択する必要があります。

 

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無呼吸になると血圧が上がる理由

無呼吸が起きると、体内の酸素濃度が低下し、二酸化炭素濃度が上昇します。これにより、交感神経が刺激されて血圧が上昇します。

また、無呼吸が繰り返されることにより、睡眠中のストレス反応が増加し、副腎皮質ホルモンの分泌が促進されます。

この副腎皮質ホルモンは血圧を上げる作用があり、高血圧の原因となる場合があります。 さらに、睡眠時無呼吸症候群は夜間の低酸素状態や交感神経の活性化により、血管内皮機能(血管の内側の細胞)が損なわれることもあります。

血管内皮機能の低下は、血管の収縮能力や血栓形成のリスクを高め、高血圧の進行や血管障害を引き起こす可能性があります。 高血圧と睡眠時無呼吸症候群の関係は相互に関連しています。

高血圧の人には、睡眠時無呼吸症候群の割合が高いとされており、逆に睡眠時無呼吸症候群のある人は、高血圧のリスクが高くなることが報告されています。

 

睡眠時無呼吸症候群による高血圧がもたらすリスク

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に一時的に呼吸が止まる症状です。これによって、十分な酸素が身体に供給されず、いくつかの健康リスクが引き起こされる可能性があります。

特に、高血圧が睡眠時無呼吸症候群によって引き起こされるリスクの一つとされています。

睡眠時無呼吸症候群の治療を受けない場合、酸素不足により血圧が上昇することがあります。この状態が継続すると、高血圧が発症する可能性が高くなります。

また、睡眠時無呼吸症候群により血液中の酸素レベルが低下し、血管内皮(血管の内側の細胞)の機能の低下を引き起こすこともあります。これにより、血管が硬くなり、高血圧の発症や進行を促すことが考えられています。

さらに、睡眠時無呼吸症候群による高血圧は治療抵抗性高血圧の原因となることもあります。治療抵抗性高血圧とは、通常の治療法で血圧が適正にコントロールできない状態を指します。

睡眠時無呼吸症候群が原因で高血圧が発症している場合、高血圧の治療に加えて睡眠時無呼吸症候群の治療も行うことが重要です。

 

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睡眠時無呼吸症候群による高血圧患者の特徴

研究によると、SASを患っている人の約50%は高血圧を有しているとされています。SASの症状であるいびきや一時的な呼吸停止が起こることで、睡眠中の血液循環に異常が生じ、血圧が上昇する可能性があります。

また、SASによる低酸素状態が長期間続くことで、血管が収縮し血圧が上昇することも考えられます。

さらに、SASを患っている人は、交感神経の活動が亢進している場合があります。この交感神経の亢進によって、血圧が上昇して高血圧となるリスクが高まるといわれています。

SASを患っていて高血圧と診断される人には、以下のような特徴が見られることがあります。

  1. BMI(体格指数)の高い人:SASは肥満と関連していることが多く、BMIの高い人ほど高血圧リスクが高いとされています。
  2. 高齢者:加齢によって筋力が低下するため、気道の狭窄が進みやすくなります。そのため、高齢者はSASと高血圧の関連性が強いとされています。
  3. 飲酒や喫煙の習慣がある人:飲酒や喫煙の習慣はSASのリスクを高める要因とされています。これにより、SASを患っている人が高血圧となるリスクも高まる可能性があります。
  4. 家族歴:SASや高血圧は家族間での遺伝的な要素が関与していることがあります。家族にSASや高血圧を有している人がいる場合、自身もそのリスクが高くなる可能性があります。

 

睡眠時無呼吸症候群による高血圧の治療方法

SASに関連する高血圧の治療には、以下のような方法があります。

CPAP療法(持続性陽圧呼吸療法)

CPAP療法は、呼吸器内に陽圧をかけて空気を供給し、気道の閉塞を防ぐ治療法です。この治療法は、睡眠時無呼吸症候群の主要な治療法の一つです。CPAP装置を装着することで、気道を開いた状態を維持することができます。

薬による治療

高血圧に一般的に用いられる降圧薬を使用します。ですが、前述したとおり治療抵抗性の場合複数の薬剤を使用する必要があり、この場合かかりりつけ医との相談が望ましいといえます。

生活習慣の改善

睡眠時無呼吸症候群の症状を改善するためには、以下のような生活習慣の改善が重要です。

  • 体重管理: 肥満はSASの原因とされているため、体重の管理が重要です。適切な食事制限や運動によって体重を減らすことが推奨されます。
  • 禁煙: 喫煙はSASの症状を悪化させる要因となります。禁煙することで症状の改善が期待できます。
  • 寝具や睡眠環境の改善: 快適な寝具や静かな環境にすることで、より質の高い睡眠を得ることができます。

睡眠時無呼吸症候群は高血圧のリスク要因とされており、適切な治療が重要です。早期の診断と治療により、高血圧の進行や合併症のリスクを軽減することができます。

患者自身も生活習慣の改善に取り組み、治療の効果を高めることが大切です。医師と共に適切な治療計画を立て、健康な生活を送ることを目指しましょう。

 

睡眠時無呼吸症候群による高血圧が不安な方は、簡単なオンライン診療へ

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に一時的に呼吸が止まることが特徴的な疾患です。

高血圧は、心臓や血管に負担をかけるため、重大な合併症を引き起こす可能性があります。

そのため、睡眠時無呼吸症候群と高血圧の関連性を理解し、適切な対策や治療を行うことが重要です。

総じて、睡眠時無呼吸症候群は高血圧に関連することが多く、その関係性を理解し、適切な診断と治療を受けることが大切です。

もし睡眠時無呼吸症候群の症状や高血圧に不安を抱えている方は、オンライン診療を利用して専門医のアドバイスを受けてみてはいかがでしょうか。

 

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睡眠時無呼吸症候群をもっと詳しく

睡眠時無呼吸症候群(SAS)について、さらに詳しく知りたい方は各記事をご確認ください。

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